COMMENT

登場人物が、皆それぞれ固有のリアリティに満ち満ちているのに感心した。
《覚醒剤密売に関わる最低最悪の人間たち》が、何故か「愛おしく」なってしまうのだ。
過剰なクローズアップカットの連打も決して上滑りせず、観る者を《未知なる映画の世界》に引っぱり込んでくれる。「必見の新作!!」だろう。

長谷川和彦(映画監督)

たまらない
こんな邦画が観たかった。

斎藤工(俳優)

※ブログより引用

一度観て、このバイオレンス大盛り具だくさん、このノワール塩分の濃度、私の大好きな韓国映画っぽいと思ったが。二度三度と観たら、この出汁のきいた詩情、まぎれもなく日本映画だった。

岩井志麻子(作家)

非常に面白かったです。
あの二人の顔つき、目つきは必ずだれもが印象に残ると思います。

くり万太郎

俳優の演技、とりわけその不穏な暴力性にはハラハラさせられました。
最近の日本映画にはあまりいない、“いい顔”した俳優が揃ってます。
小路監督には日本映画に一石を投じる意味でも、ぜひがんばって頂きたいです。

小林真理(フイナム編集部)

これは日本の『息もできない』だ!

サイテーの世界に生きるサイテーの人間たちが織りなす人間模様。
その中で浮かび上がるのは、そうやって生きていくしかない切なさ、やるせなさ、そして哀しみ。
更には暴力の向こう側にあるものを、ゴツゴツとしたタッチの中で、しっかりと描き出している。

ケンとカズの間に漂う、殺伐としながらもかけがえのない関係性。
特にカズからケンへの“報われぬ思い”が、、
今どきの言葉で言えば“BL”的でもあって、大いに泣かされたよ。

松崎まこと(映画活動家・放送作家)

「長谷川和彦監督が絶賛」となると見るしかない。

将来巨匠と言われるべき監督の長編デビュー作。
監督、キャスト、スタッフも全て無名だが、漲る才能は否定出来ない。

40年前の『青春の殺人者』を彷彿。
世界観は日本版『息もできない』だ。

役者の顔のクローズアップに続くクローズアップだけで、ここまで物語る構図の強かさ、演出力に舌を巻く。
またそれに応える役者の能力にも。

近年の韓国映画に共通する顔面力。
ここに挑む大胆さにも。

『ケンとカズ』は、地上波放送は出来ないだろう。
設定や物語も平凡だろうし好ましくない。
あえて、そこを選んでいるとしか思えない。
この題材で、この設定で、どれだけ出来るのか?
テレビの極北。
監督、スタッフ、キャストの若き魂は映画の力を試している。

水道橋博士(浅草キッド・漫才師)

スゴイ映画。
自業自得で救いようのない主人公の2人。なのに感情移入してしまう。
熱く胸がしめつけられるような映画。
ナチュラルなのに温度の高い演技。
キャスト全員に会いたくなった。

品川ヒロシ(映画監督)

「オモシロイ映画なので、是非観て下さい」
新宿で映画監督と名乗る青年に声をかけられた。次の日、渋谷の試写室で観た映画は素晴しかった。奇跡みたいな映画。ケンとカズ。
「オモシロイ映画なので、是非観て下さい」

千原ジュニア(芸人)

今までに、これほどの強烈なインパクトと、恐ろしい程リアルな緊迫感を感じた映画を、他に知りません。

矢沢透(アリス)

最高にヒリつく映画だった。
底辺を這いつくばる男たちのリアルな息遣いが聞こえてきた。
これが長編初監督作ってマジか?!
傑作を生みだした若き才能と執念に乾杯!

佐藤現(映画プロデューサー『百円の恋』)

ヤバっ!いやぁ、、凄いよこれ!
俳優が素晴らしく、それを操る監督の素晴らしさ!
絶対みて!この興奮わかるから。

松田美由紀(女優)

かっこつけていない映画だと思った。
作品に参加した俳優たち  それを見つめる監督の息遣いを感じた。
映画音楽もさりげなく 監督のセンスを感じた。
小路監督の次作 そしてまた次を観たい思いに駆られた。

竹中直人(俳優・映画監督)

男と男の真の友情を見たような気がする!!
最初から最後までドキドキがとまらなかった!!
アンビリーバボー!!

森脇良太(プロサッカー選手)

どうしようもない男たちの、どうしようもなくエネルギーのはけ口を求める姿が、どうしようもないくらい痺れる。
現実では会いたくないけれど、無性に色気を感じる野郎たちの世界。

杉野希妃(女優・映画監督・プロデューサー)

殴られて、痛い。平手で顔を張られて、痛い。切りつけられ、痛い・・・。
だけれど見る側も全篇を通じ、ザラついたササクレのような痛みに苛まれ続ける。
特異な1本だ。

やくみつる(漫画家)

アリ地獄から見上げる青空は、美しい。
見えているのに決して這い上がれない絶望感を、僕等は96分共有させられる。
心に紙ヤスリをかけられるニューシネマ!覚悟!!

小堺一機

鑑賞して数日が過ぎましたが、「凄いものを観た」という感動と興奮が今も残っています。
登場人物達が抱える「痛み」や「恐怖」を実感し、尊きものについて考えさせられました。
この映画に出会えて良かったです。

又吉直樹(お笑いコンビ ピース)

「こういう見応えのある映画が突然現れるから映画は面白い!
生き様の峻烈さが心にヒリヒリ焼き付いてずっと残る」

わたなべりんたろう(監督・ライター)